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フランス料理

 フランスの一流店の料理人が日本に来て、何年もシェフをやっていると味が日本風になると言われる。だんだんその国の味に染まって行くらしい。だから“マキシム”あたりでは何年か毎にシェフを入れ替えると言われる。客は日本人なのだから日本ナイズされた方が良いのではと思うが・・。
 スープに“昆布出汁や鰹だし”が入っていた方が美味しいと思うのだが ── しかし それはフランス料理ではないのだ。フランス料理にパスタが付くとフレンチでは無くなるのと同じなのだ。
 最近はバターですら苦手に為りつつあるのでフランス料理など食べてもダメかも知れない。当家では脂は苦手なので極力避ける。鶏のもも肉さえ、皮の脂は焼いて脂を出し切る。しかし 脂を摂取しないと関節がきしみ、スムーズにならない。機械の油切れの状態に近いのだ。
 昔、「豚の角煮」の脂身を取り除いて食べていた頃もあった。←こうなると、もうマンガである。
 サンマやイワシから脂を補っていたが放射能海水汚染以来、サンマは口にしなく為った。西の鯖と日本海のブリに頼るしかない。