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山登り

登頂断念 

三浦雄一郎が80歳でエベレストに登ったが下山途中、動けなくなり ヘリコブターに救助されたのを昔テレビで見たことが有る。 テレビを見てると登攀中もほとんど引っ張りあげられていた。 最早これは登山とは言えないと思ったものだ。 今回は南米アコンカグア…

谷川遡行2

空を見ながら滞っていると上空の霧か雲が風で一瞬だけ取れた。 上空に送電線がハッキリ見えた。「あ、此処だ!」と叫んだ。 Y氏の主張は正しかった。そんなに理論的な事は話さなかったが・・・ 確か理工系では無く文系だったはず。理系だったのか? とにかく…

谷川遡行

登山のシーズンだがここ数年、本格的な登山には行ってない。 まだ残っている三大岩稜歩きは槍ヶ岳の北鎌尾根だ。 一人では心細い。元パートナーのTさんとも20年以上、逢っていない。 誘えば乗って来るがわたすの体力の劣化により彼に迷惑を掛けたくない。 筋…

積極的な行動ミス

6年前の大川小学校の悲劇は「やってはイケない消極的行動ミス」だが 今回の高校生らの雪崩事故は指導者たちの経験不足に尽きる。 「やってはイケない積極的行動ミス」か? 登山中止に成るほどの悪天候時にラッセルの訓練だと? ラッセルなんかは悪天候時にや…

白根山

下の子が小学校1年生頃の事で5月の連休に日光の奥白根に登った時だ。 ↑ここから本格的に登りになる。 下の子には殆ど荷物を持たせて無く小さなリュックにはハンカチ、 ティシュに水筒位だった。 登りに入ってから下の子が急に咳きだした。ハーハーと苦しそう…

カラコラム2

K2とはパーキスターンの最高峰でエベレストに次ぐ世界第2位の山である。 難関度は世界一と言われる。 どんな山にも名前が付いているのにK2とは悲しい。 この雪煙では登れない。彼らは第2、第3キャンプまで進もうとしているのだろう。 英国の測量隊がカラコラ…

K2

昔、↑と言う菅原文太の舞台を観に行った事が有る。 「文太ファンで山が好きで K2好きなら行くしかないじゃろう」と言う 事で妻を誘って観に行った。 サンシャイン劇場で演っていたと記憶する。 共演は木之元 亮 だけの二人芝居だった。 舞台も氷壁だけで、そ…

やっと生還

・・・昨日の続き日が変わっても事態は一向に良くならず、相変わらずラッセルが続いた。 膝までのラッセルが続く。 ザックを捨ててゴロゴロ転がり落ちた方が早いくらいだ。 2日とも快晴だったのが幸運だった。 遅くても昼には麓に着けると思っていたがこの状…

氷が顔に落ちてくる

・・・昨日の続き ながーい夜が始まった。日が暮れると山は急激に温度が下がる。 山の中腹で吹きさらしとも言える場所で風がもろテントに当たる。 寝ようとするが寒くて寒くてヤリきれない。 ガタガタと震えが止まらない。着替えを全て着込み靴下も3重にした…

冬期 真教寺尾根

・・・昨日の続き 登山道が雪で埋まっているので大体のカンでルートを選びながら進む。 道しるべが殆ど埋まっている。 偶にピンクの道標が枝に付けられているのもあったが・・・ 登る時は上を見あげれば大体、頂が見えてルートの見当が付く物だが 下りは目標…

積雪の八ヶ岳 

昔、冬期に赤岳に登った時だ。 赤岳鉱泉から八ヶ岳の赤岳まで縦走した。 山小屋の赤岳鉱泉に泊まり温泉に入って翌日から雪山縦走する予定だった。 しかし、赤岳鉱泉は冬場は温泉に入ることが出来ず、超ガッカリした物だ。 その頃から温泉と登山はセットとし…

スイス・アーミーナイフ

以前「登山ナイフ」の件でを書いた事でも有るが・・。 友人の T が山に入って山のどこかにスイス・アーミーナイフを置き忘れてきたそうだ。 当時でもそのナイフは1万円ほどした筈だ。 しかしT はナイフに住所と名前を書いていたらしい。 すると2週間ほど経っ…

八ツ峰 ‐ III

山小屋に心配をかけたのはこれが初めてだった。 別に心配をかけたと言うほどの事でも無かったが・・・ 到着が遅れたという位だ。山小屋としては日常茶半だろう。 遅い山小屋の夕食を済ませた。相棒の T はテントを持参してきていたので テントを幕営した。 …

八ツ峰‐II

元々、八ツ峰は一般登山道ではないので標識やペンキの表示は全くない。 下手に標識など付けると素人が入山してしまい事故になったり滑落したり するからだ。 なので昭文社の山地図にも日地出版の山地図にもルートを載せていない。 クレオパトラ・ニードルを…

八ツ峰

昔、剣岳の八ッ峰を縦走した際、一番恐怖を感じたのは岩場ではなく アプローチの長治郎雪渓だった。 夏山なのでピッケルもアイゼンも持って行かなかった。 オマケに私は軽登山靴だった。完全にナメていたとしか言いようがない。 軽登山靴だとキックステップ…

雲取山

雲取山に家族で登ったのは15年前の五月の連休だった。 下の子が小学2年生位だったろうか。 珍しい事に会社の別の部の人と出くわしたのを覚えている。 その日、頂上までマウンテンバイクを担ぎ込んで来ていた人がいた。 下りを自転車に乗ってかっこ良く下りて…

連休山岳遭難

登山ブームで連休は遭難が相次ぎ犠牲者も出たが救助された人も多かった。 ニュース映像で救助されている模様が映し出される。 超、恥ずかしい事だ。山男としてあってはならない事である。 このような映像を映されるとわたすなど恥ずかしくて引きこもりになる…

膝痛

今日、自転車を長時間漕いでいると膝が痛み出した。 ゆっくり漕がないと痛い。 昔、沢登りの後に縦走で痛めた所だ。 谷川連邦の“大源太沢”を遡上していた時、ミスをして滑って滝壺に落ちた。 秋だから震えが止まらなかった。 かなり消耗しており大源太山近く…

ストリートビューで富士登山

グーグルのストリートビューで富士登山が出来るらしいので本日 30分ほど掛けて登ってみた。 何だかな〜。他の山から見る富士は中々だと思うが・・・ おまけに富士のストリートビューはどうも動きが悪い。 途中までスムーズだったが頂上付近で動かなくなる。 …

遅刻

この屋上で独身時代に“隅田川花火大会”の行われた日にビアパーティー をやった事がある。 花火大会が終わってからも結構遅くまで屋上で宴会が繰り拡げられた。 翌日、北アルプスに行く約束をしていたのにだ。 翌朝、7時頃の “特急あずさ ”に乗る予定だった。…

富士山世界遺産登録

富士山が世界遺産登録とは驚きだ。全くわたす的には無いだろうと思っていた。 遠くからの富士の景色はまあまあ良いが山自体は別に大した事は無い。 頂上からは見晴らしがEーかもしれないが・・・。 山通に言わせれば「富士山は登る山では無い」と言う。だか…

山男

友人のT氏は酒が飲めない。どんな旨い酒を出しても少し舐めるだけで後は一切口にしない。 酒が全く飲めないのだ。見た目は酒豪の様に見えるのであるが。 ガッチリしていて彫りが深く外見は俳優のリノ・バンチュラのような容姿である。 わたすが掛けていた欧…

冬期アルプス登山

この時期、友人らと北アルプス穂高方面に行く段取りを済ませた。大まかに集合場所だけ決めた。集合場所は国立ナンとか校の3階とか言っていた。大した詮索もせずに了解した。 この厳冬季に北アルプスは全く経験が無い ─── かなり難儀だと思われるが、何とかな…

トンネル

人気のない山へのアプローチで林道を歩いていると照明のないトンネルに出くわす事がある。 直線のトンネルなら問題ないがカーブしていて照明のないトンネルは手強い。直線のトンネルは入り口から出口が見えるものだがカーブトンネルは出口が見えない。入って…

夏山雑誌

この季節、夏山の特集号があちこちから出る。少し前までは夏号別冊として“山と渓谷社”から2冊と“岳人”から2冊だけだった。 この時期、一年の中でも山雑誌のピークになっている。何年か前から増えだした「山ガール」の所為なのであろう。 もっと色々あったが …

登山ナイフ

我が家にはナイフが3丁ほどある。1本は行方不明だが・・。スイスアーミーナイフを含めるとトータル5、6本だ。何故にこんなに増えたのか? 一言では語れない。三言ぐらい要る。 昔、岩登りの講習で滑落停止の訓練をしていた時だ。トップのクライマーが滑落し…

「ピークス」、「ランドネ」

9月1日から3行ほどの広告のようなのが入り出した。勝手に入るなよと思い、 運営してる所に丁寧な言葉で「取ること出来ますか?」とメールで問い合わせたところ、返事が来た。取る方法はあるそうだ。しかし面倒だから、まだやっていない。その内やろう。わた…

グレートサミット

NHKの「世界の名峰グレートサミット」がやっとその名に恥じない山を取り上げた。チョモランマ(エベレスト)である。 今までのグレートサミットは ちっともグレートとは言えない山が多かった。K2とチョモランマを取り上げなければネーミングにクレーム物だ…

希望という名の力

わたすが受け入れられない言葉に「精神力」というのがある。「物資の不足は精神力で補え」などと昔、帝国軍は使ったのであろうが・・。 今でも体育会系は「精神力」という言葉を使うのかは知らない。高校生の時、道場に「精神力」という横断幕があったが今で…

氷シロップ

かき氷のシーズンになってきた。 昔、雪山に行くたびに思っていたことがある。山で雪を食べるとすごく美味しいのだ。新雪でなくてもだ。冬山に行く毎に考えていた事は今度登る時には「氷シロップを持っていこう」と・・・ 実践しようとしたが、冬には氷シロ…