「味の素」ネーミングのうまさは日本一だろう。「あしたのもと 味の素」天才的だと誰かが言っていたが。今、どんなスナック菓子にも、つゆにもインスタント食品にも入っている。お茶にも入っている場合もある。でも味が過ぎるのである。「味の素」の味がする。我が家では使う習慣が無いので使わないが自然な味ではない。白い結晶を舐めてみれば分かるではないか。
今日インスタントのポタージュスープを飲んだが “味の素” その物の味だった。味覚が落ちると言われるがまったくだ。
うどんを作る時にホタテだし、鰹だし、根昆布のだし、昆布醤油などを使うが、いずれもアミノ酸（味の素）が入っている。だから自然に体内に入ってくる。
東南アジアでは犬を食う習慣があるそうで、どうやって犬を捕まえるかと言うとドッグフードに味の素をてんこ盛りして町角に置いて野犬に食わせるらしい。暫くすると食べた犬がフラフラになっているところを捕まえるらしい。実際見たわけでは無いが、何かで読んだか聞いたりした。
ふりかけ過ぎると人間でもフラフラすると言うのは海外でよく言われている話だ。高級日本料理店やフレンチなどはまず使用していないだろうが中華は使用しない店など無いだろうな。昔、立ち食いそば屋でつゆを作るのに業務用の味の素缶をドバッと入れているのを見てから二度と立ち食いソバ屋に入らなくなった。
どんなお店でも「当店では味の素は一切使用していません」と言う札が店にあれば足を運ぶのに。旨くなければ1回キリだろうが・・・。
