家庭の包丁は殆どがステンレスであろう。中にはセラミックもあるかも知れないが。ステンの良さは錆びない事だろう。
合羽橋の包丁屋で物色していた際、お店の人から色々話を聞けた。一番切れるのは鋼（ハガネ）だという。しかし鋼は錆びやすく素人には扱いづらいと言う。
切れ味を求め、尚かつ錆びにくいのはと云うとステンと鋼の合金が良いと言っていた。3ヵ月程考えて、合金のペティーナイフを買った。さすがに切れる。
しかし一週間程でサビが出てきた。ちっとも錆びにくくは無い。てゆーか、かなり錆びやすい。100％鋼だともっと錆びるのではと思われる。やはりハガネ合金も素人では使い辛い。使い終われば乾かして油を引かなくては成らないのだ。日本刀の手入れのような事を一々やってられない。ずぼら人間では無理である。やはりプロが使う物であろうか？
切れる包丁は手に持つと緊張するのがＥ−。 一日何度か緊張しないと人間、ボケが始まるのだ。
