3月3日のひな祭りは子供は来なかったが無事済ませた。
はまぐりのお吸い物にちらし寿司に巻きずしにあと何か食べた。
すべて買って来たものだ。3日の内に小さなひな人形を仕舞った。
そこはきっちり仕舞うのが女房殿だ。
うちでやらない行事は七夕くらいか・・・5月の節句もやらないが。
しかしスーパーで売っているちらし寿司はまずい。
あれだけは母親に教えてもらうべきだったがもう遅い。
母親が作るバラチラシ寿司は生物が全く入っていなかった。
しらすは入っていたが。甘く煮しめたしいたけや人参、豆、高野豆腐などが
入っていた。もう食べれないのは残念だ。
誰が食べても美味しいと言っていた。
東京に戻る時、チラシ寿司をお土産に作ってくれた。
妻の実家に持っていっても美味しいと言って食べていた。
少し甘かったのが良いのだろう。
祖母の葬式の時に母親がお手伝いに来たおばさんたちに指示し、ちらし寿司を
作ったがどのおばさんも「美味しい」と言っていた。半世紀以上前だ。
独特の味付けはネットで探しても出ていないかも知れない。
一種の郷土料理だろう。
父が亡くなってから母はあまり料理をしなくなった。自分一人のために料理は
やらないのだろう。料理は誰かのために作るものなんだ。