昨日の朝日に「限界先進国」の中で消滅集落が3200近くになると出ていた。
平成の大合併が追い打ちを掛けたと言う。
当時、市町村大合併に消極的な自治体が多かったが国の優遇措置に飛びつき、
次第に合併しなければ自治体が立ち行かないという空気が漂い、一気に合併が
進んだと言われる。
村役場で仕事をしていた人達が30人ほどいたが大合併で役場が市の出先機関と
なり役場に要望を出した所で、それまでは直ぐ対応してくれたが「本庁に確認します」
と言われる始末らしい。
合併した時と比べ人口が半分に成った所もあり、村が消えて行くのが現実である。
公共施設も使えなくなり年寄りが山を下り、村には誰もいなくなり消滅するのだ。
結局、国の行政失敗だと言う事だ。
村から市に合併され優遇された部分も有ったが助成金が減らされ、村は廃れていく。
結局は人口が減るから町村が維持出来ない。夕張市と同じ現象に成っていく。
当時 “龍神村”なんてEー響きなのに市と合併するのか?と思ったり、
「昔の名前を残しとけよ」と思う。
東京でも昔の人は「霞町」だった所が「西麻布2丁目」とか無粋な地名になって
しまったと嘆く人もいる・・・これは平成の大合併とは関係ないが。
役人のセンスの無さは昔からだ。
北海道のアイヌの地名でツキサップと言う地名が有ったが明治の役人が「月寒」
と言う漢字を付けた。それはEーだろう。
それを昭和の役人が読めないからと読みをツキサムとした。
これはセンスの問題ではない・・・犯罪的な大バカヤロー役人だ。
北海道は元々アイヌ語で付けられている。札幌も女満別も稚内も釧路も・・・
読みを変えるのは歴史を変えるような事に成る。