わたすが紀州田辺出身だという事を知っている人達から、「そちらの里は大丈夫か」というのを電話で気遣ってくれる人がいる。実家は問題ない。と言っても人が誰も住んでいないが・・。わたすの住んでいた所は城下町の市街地なので殆ど被害が無かったようだ。地元が大被害を出した第2室戸の記事は7月19日に書いた。
テレビで「和歌山県田辺市の被災地・・」と言うものだから「ピッ」ときた人もいるのだろう。今回の被災地の町名など、わたすには聞いた事もない地名だったりもする。何故かというと5〜6年前の市町村大合併で知らない町村も田辺市に併合されたからだ。その結果全国でも1、2位を争う大面積の市が出来たのである。
美人の湯で有名な「龍神温泉」の龍神村も田辺市に併合されたのだ。「龍神村」と言う響きがとっても好きだったのだが、村には村の事情があるのだろう。近くの町に併合するか市に併合するかは村に決める自由があるのだが、市になると色々と都合が良いらしい。市町村にしたって観光で潤う町などは田辺市に併合しなくても十分やっていけるので合併しない町もあった。
