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寒中見舞い

の葉書に小学生の頃、一番の友人が亡くなったと彼の妻から便りが届いた。

最後に有ったのは5年ほど前だ。心筋梗塞らしい。

友人が亡くなるのは初めての経験だ。結構ショックだ。

もうわたすもそんな歳になって来たのだ。

中学か高校のとき彼の父が亡くなり彼の母の郷の四国に帰る時、駅まで見送った

覚えが有る。子供の時から柔和な顔だった。

川に行って川釣りをしたのをハッキリ覚えている。

釣った魚を網焼きして美味しそうに食べていたのを忘れない。

わたすは川魚は当時苦手だった。

 

その後ずっと年賀状のやり取りはしていて彼が慶応大学に受験しに来た時

わたすの下宿に泊めた。わたすもヒッチハイクした時、大阪で二浪していた彼の

所に行った時と四国を2度ツーリングしたとき彼に会った。

5年前に再会した時はわたすの実家の母の7回忌の年だった。

思い切って広島へ行く時、和歌山から四国の友人に合うためバイクをフェリーに

乗せて高知で会ったのが最後になった。

全てご馳走になり「今度東京に来たらこっちが持つから来いよ」と夫婦に言ったのを

覚えている。

 

そういえば今年、年賀状を確かめてはいなかった。

年賀状が来なかったとも気付か無いでいた・・・合掌。

夜が更けるに連れ少年時代が想い出され悲しみが増す。

今後、こういった別れが増えてくるのだろう。