5月一日に「誰も騒ぎ過ぎで変だよと言う知識人が無いのがこの国の現実だ」
と書いたが2日の朝日の朝刊に金井美恵子という著述家が「令和に寄せて」
という寄稿文を書いていた。
「慶祝ムード はしゃぐメディア」とサブタイトルが付けられてこの異常な
ムードに水をさしていた。
まったく同感である。的を得た言葉に溜飲が下がる思いだ。
言葉の隅々にコミカルさと厳しい意見を載せている。
以下抜粋↓
あらゆるメディア・・・・に子供っぽい、誰はばかることのないはしゃぎぶりが
広がって、「平成最後の※※」というすべりっぱなしのギャグのような言い方が
蔓延している・・・
と言う様なかなりクールな文章だ。
北野武の皇室を賛美する偏った言葉に違和感有り有りだったが、彼女の意見も
皮肉めいているが炎上しない表現で語られている。
朝日にも皮肉を言っているのだが、この寄稿を掲載した朝日も少し気概が有る所を
見せた。
昔はもっと強い記事を書いたが阪神支局襲撃事件でペンが折れてしまい硬骨な
記事は載せなくなってしまった。
ま、クールでまともな意見も少しは出ているのだろう。