ホームページ http://mamo-007.sakura.ne.jp

死刑執行する時

 また法務省は死刑執行を行った。
罪に対し全く反省していなく、遺族にも詫びようともせず、改心もしない死刑囚を死刑執行してしまった。
この死刑囚は死刑を望んでいて早くこの世からサヨナラしたいと思っている“自己チュー人間”といってもEー。
 
 本当に死刑囚に対して厳罰を与えようとするには悔い改めた心境にさせなければならない。今回執行された死刑囚は全くそんな心境に至っていなく「生きていても面白くはない。早く死刑になりたい」と言う奴らだ。これでは死刑囚の「思う壺」ではないか。これでは遺族や被害者も浮かばれない。
 前に京都の小学校を襲い子供を7人も殺した犯罪者の時もそうだった。ちっとも反省などしていなく「早よ、死刑にしてくれ」と言っている奴に直ぐ執行してしまった。
 
 朝日の記事で「創」の編集長の言葉を載せていたが「死刑を望んだ被告にとって、死刑は刑罰にならないという問題もある・・・」という記事が出ていたが同感である。
 
 欧州あたりでは死刑宣告された者に時間を掛けて改心させるそうだ。そして死刑囚が悔い改めて改心し、死に対する不安、恐怖、絶望から生きる希望を見い出すまで待って死刑執行するという。
 残酷な話だが、罪に対して罰が有るのなら、このようなやり方が一番妥当だと思える。
 
 国は誰もが認める極悪犯に対して直ぐ死刑執行するが、今回のように「反省なき者」に対して執行しても「意味が無い」に近い。国は死刑の意味が解っていないのである。この国の法務制度はまだまだ二流である。