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インク

 万年筆のインクで以前から気になっていたのがパイロットの色彩雫(いろしずく)である。24色もある。
私は普段、万年筆を玩具にして遊んでいるが、その時の気分によって色を変えてみたい気がする。
 
 カーボンインクがお気に入りなのだが色彩雫は水性で濡れるとにじむ。24色もあってネットの色見本では色はよく解らない。調べてみるとオアド丸善で試すことが出来ると知ったので行ってみた。
 流石に24色も試す気にはらないが予め候補にしていた7〜8色ほど試してみた。ネーミングが凄くEー。
朝顔、紫陽花、露草、紺碧、天色、月夜、深海、孔雀、深緑、松露、竹林、冬将軍、霧雨、山葡萄 ・・・ まだまだ続く。
 青系だけで7色ほど有る。どれも試したくなるネーミングだ。
 
 それとインク瓶がすごくEーのだ。底は2センチほど有る。
 さすが2011パッケージ大賞を取っていることはアル。このビンだけ紙パッケージから出してデスクに置いてある。
 下町の職人が作っているそうで大量生産が出来ないそうだ。

上から見ると細長楕円形で香水入れのような容器である。
 
 結局、色々、色を試し “紺碧”にした。タッチによる強弱だけではなく留めなどにより濃淡が出て面白い。色により結構濃淡が出る。“紺碧”はスカイブルーから紺に変わる。このように色の変化が出せる方が万年筆らしく面白い。
 

 
 
 ←これは私の字ではない。「言わなくたって分かるってか? 」
 しかし、わたすの書く字はボールペン字より万年筆の方がはるかに上手に見える。ヘタ字を補ってくれるのが万年筆なのである。