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万年筆

 25年振りで万年筆を買った。ボールペンでは下手な字がよけい下手になるからだ。
今まで使っていた万年筆は超極太で文字を書くには太すぎる。絵を描くには丁度好いのだが・・。
 太いペン先の方が気持ち的にしっくり来るが。年賀状を1〜2行、書くのに新調したのだ。
 万年筆ですいすい書けるようにするには結構、書き込まなくてはならないが、そんな余裕はない。
 前のはどんな紙にでもスイスイ書ける。しかも音がしない。キーキーともジーとも音がしない。サインペンの用にスムーズである。ここまでするにはオイルストーンで研ぐのである。オイルストーンの上で字を書くのである。
 今回、買ったのも少し研いだが、まだまだ音がする。もう少し研がなければマイペンにはならない。

 
 大昔、モンブラン万年筆の広告ラフスケッチを隣の席のデザイナーが万年筆で仕上げたのである。それがとてもよく出来ていて、わたすも万年筆を使い出したのだ。万年筆でラフを起こすと手慣れたイメージが醸し出せて上手く見えたモノだった。
 しかし、今はラフスケッチでデザインを提出する時代では無くなった。全てタイプドカンプで実際の仕上がりと違わなくなった。これではラフと仕上がりと変わらなく、ちっとも面白く無く感動が無い。
 

午後、雲がすごく良かったのでベランダからシャッターを切った。
この後、これもすごい夕焼けが出たがビルがジャマして取る気には成らなかった。
 今日ですべてが終わるさ、今日ですべてが変わる、今日ですべてが報われる、今日ですべてが始まるさー。という分けで、また来年!