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ハート・オブ・ザ・ゲーム

 先日、東京新聞のコラムに高校のバスケ部員自殺関係記事が出ていた。直言タックル「監督の本当の役割」というタイトルだった。そこにアメリカ高校女子バスケ部のドキュメント映画(ハート・オブ・ザ・ゲーム)が紹介されていた。
 シアトルの高校が舞台で強豪校では無い高校の監督にビルレスラーという大学の講師が就任すると勝ち始めるというドキュメントだ。
 その記事が興味深かったのでTSUTAYA で借りてきた。監督はハードなトレーニングを課すが暴力や罵倒など一切無い ─── 当然だアメリカの高校だもの。暴力など使えば逮捕されるのだ。
 
 練習開始時に私服で現れた選手に、「7分後に着替えてこなければ退部したものと見なす」と言い切る。主力選手が妊娠し出産して辞めてしまうが、戻ろうとした時に賢明に戻らせようと学校や競技団体に掛け合う。中々面白い映画だった。
 
 わたすはスポーツは何でも出来たがバスケだけは巧く無かった。なぜだか解らないがシュートしても、シュートしてもゴールしないのだ。不思議なことも有るものだと思った。「ゴールに嫌われていた」としか考えられなかった。
 
 それから「人間、向き不向きはあるのだ」と前向き(後ろ向きかも)に考える様になり、苦手な物を克服する努力をしなくなった。