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またまた万年筆の話

 ひと月前に20数年ぶりで万年筆を買ったと書いたが、また欲しい万年筆が出てきた。万年筆など、まず日常では使わないのだが・・。
きっかけはYou-Tubeだった。
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/hobby_cooking_life/pfa7d2665400556faea755fbe6c6d8e30
 この映像のせいで、この万年筆は品切れ状態になっていると言う。
 
 見ただけでは万年筆など欲しいとは思わないのだが、オアゾ丸善に行く機会があったので万年筆売り場に寄ってみた。もちろんYou-Tubeの映像が頭に残っていたからだ。
 
 試し書きを体験してみた。「まあまあ、Eーわい」程度だった。一ヶ月前に買ったばかりだから「欲しい欲しい病」には成らなかった。でも気にはなる。
 最近インクが良くなって顔料系は耐水性になりハガキや封筒の宛名書きも出来る様になった。
 ボールペンはすぐダメになる。私の場合、最後の最後までインキを使い切ったボールペンは無い。
 
 先日、銀座へ行ったついでに伊東屋に寄り、また万年筆売り場に寄ってみた。そこで同じのを試してみると滑るように字が書ける。丸善のよりすらすら書ける。また“欲しい欲しい病”が出て来そうだ。
 伊東屋にはその万年筆のお試し用サンプルがあって、かなり試されているのだ。だからペン先が使いこなされて馴染んでいるのでスラスラ書けるのである。
 
 丸善で買いもしないのに30〜40分ほど、試し書きやら色々質問などをして知識は得ていたので伊東屋のサンプルはスムーズなのは直ぐ理解出来た。丸善は新品の万年筆にインクを付けて試し書きをさせると言う。理由は「試し書き専用を作るとペン先がこなれてしまって、新品を買っていった客から“店頭のと書き味が違う”というクレームが来るからだ」と言う。
 「なるほど」丸善の方が客の立場になっているかも寝。でもあの書き味を試してみると伊東屋の方が売れる事は間違いないかも寝。
 
 万年筆売り場にはマイスター販売員が絶対に必要な所である。若い店員では質問には応えられず結局は年配の社員の登場となる。
若い女の子ではやっぱダメだワ」と思ってしまった・・・文具売り場の店員達よ、もっと勉強したまえ。
 年寄りか、若いのはオタクでないと勤まらない売り場もけっこうあるのだ世。