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和歌山カレー事件

昨夜遅くNHKを見ていたら死刑囚、林真須美の番組がやっていたので少し
見ていると結局最後まで見てしまった。
和歌山カレー殺人事件だ。
あの事件は物的証拠が何もなく自供も無く情況証拠だけで死刑が確定している。
20年経って林真須美死刑囚の息子がインタビュー会話と映像のボカシとで
出ていたので見入ってしまった。
誰もが林真須美が犯人だと疑いもなく思っているが物的証拠が出ていない。
唯一、カレーの中に入っていたヒ素とシロアリ退治を正業にしていた夫が
所有していたヒ素が一致したと成っているが林真須美ヒ素が同一か再検査の
請求をしているそうだ。
そのくらいの検査は認めてあげないといけない。
ずーっと無実を訴えてきたのだから・・・
5年ほど前から冤罪だという話も出て来た。
状況証拠だけで死刑確定とは恐ろしいではないか。
 
その番組の後に中国社会「消えた弁護士たち」中国当局の徹底監視の実態
という番組もやっていたので一寸だけと思っていたが最後まで見てしまった。
人権派弁護士を逮捕監禁している実態を伝える番組だった。
超、恐ろしい国だ「よく頑張れるなあ」と捉えられている弁護士たちに感心する。
国が決めれば市民が土地も家も何の保証も無く追い出される。
そのような人の弁護をしている弁護士が監禁されている。
 
警察は正に政権の犬だ。見ているこっちも「コンチクショー」と蹴っ飛ばしたく
なる。習近平が長期政権を保つために益々権力を集中させている。
三権分立とはかけ離れた国で中国こそ革命が必要な国だ。
 
両方共、法事国家を問う番組で見応えがあった。