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寿司屋にて

行列が出来る回転寿司に行ってきた。
3時過ぎだったから行列無しで座れた。
いつも注文する物を頼み終えると、隣の客が秋刀魚と鰯を注文した。
それを聞いた私は「あっ、鰯を頼み忘れた」と思っていると、板前が
「今日は鰯の入荷が無く秋刀魚は今シーズンは終わりました」と客に言う。
 
秋刀魚は終わりなのか? ウソだろうと思ったが・・・
そういえば数日前、秋刀魚を買おうとスーパーに行った際、秋刀魚が
小振りで細いのしか無かった。産地は千葉と書いていたので買うのを止めた。
セシウム入りの魚はゴメンだ。
 
そうか、この時期は寿司屋で出せる秋刀魚も終わったのだ。
大きくて太った秋刀魚はもう出ない。もう一回ほど食べておくべきだった。
スーパーで今、出ているのは一時冷凍して解凍したか低温冷蔵した物であろう。
 
秋刀魚が終わりならそろそろ生鮭も終わりになるだろう。
まだスーパーには出ているが・・・
 
生鮭は美味い。少年の頃、田舎(南紀)には生鮭は無かった。
塩鮭が辛うじてあったが、殆ど塩マスだった。
 
おそらく、東京も30〜40年前は生鮭は無く塩鮭のみだっただろう。
流通と冷蔵保存の発達で何所でも生物が食べられる様になった。
 
スーパーに自分で行かなかった3年前までは生鮭は苦手だった。
スーパーで売られている生鮭はチリ産の養殖鮭だったのである。
旬の北海道産の鮭は店頭に並べられていたのか、どうか分からない。
今でも養殖の鮭は食えない。あの脂はとてもじゃないが食べられ無い。
 
少年の頃、海辺で漁港近くだったので養殖物は無かったのである。
今でも養殖物は駄目だ。あの独特の味と臭みで拒絶反応を起こすのだ。