今日、レインボーブリッジを芝浦の方から台場方面に走っていた。
360度以上のループ橋を人に言えない速度を出していた。
手前の信号で一番前に停まり青になったら思い切りスピードを出せる所だ。
青になったら前方には1〜2キロほど車が見えない。
都心でも此処は数少ないスピードを出せる区間である。
あの右カーブを限界まで飛ばし直線に入ったところで後ろからもの凄い
ライトのバイクが迫ってきた。
ミラーを見れば赤色灯も点滅させている。白バイだった。
「またか、暫く無かったのに」と諦めスピードを緩めた。
しかし十分注意はしていたはずだ。隠れる場所も無いはずだ。
わたすの後ろは四輪しか無かったはずである。
何所で追尾されたのか考えたが思い当たらない。
「おかしいなあ」と思っていたら後ろからスピーカで何か喋っている。
橋の上で停める事は出来ないので、橋を下りたら停める様に言っているのかと
思った。その白バイは私のバイクを追い越した後、60キロで走っている。
橋を下りた後、白バイは左車線に進路変更した。
特にこっちに来いと言う様な指示は無かったのでわたすは直進した。
そう、何も無かったのである。「助かった」
“弱り目に祟り目”に成らずに済んだ。
白バイもメチャクチャあのカーブでスピードを出していたのだ。
白バイも息抜きをするべき所はあるのだ。
昔、羽田方面に走っていた時、前に凄いスピードで走っていたバイクがあった。
こちらも人に言えない速度だったから前のバイクのスピードが分かった。
白バイだった。150キロ以上で走っていたはずだ。赤色灯無しである。
後ろに誰も無いと思い走っていたのだろう。
バイクは法定速度内で走るのはツライ。
白バイの気持ちも解らなくは無い。
スピーカでなんて喋っていたのか分からなかったが「・・・走って下さい」
とか言っていた。
・・・の部分は「そのままで」だったのかも知れない。
