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リターン・ライダー

最近、バイクの重大事故でもっとも多い事故に遇う世代は40、50代だと言う。
いわゆるリターンライダーで若い頃乗っていたが仕事や子育てでバイクを
降りざるを得なかった世代が時間的、経済的に余裕が出て来て再びバイクに
乗り始めた人達だ。
 
この世代が一番、重大事故に遇うらしい。
無理もない。バイクは進化していて昔より高性能化している。
あっという間に異次元の世界に入れる。
 
年寄りが自分の実力を過信して限界を超えてしまったのだろう。
登山も中高年の事故率が多い。
登山の場合はリターン登山とは言えないだろうが・・・。
 
わたすの場合、一度も中断はしていないのでリターンライダーでは無い。
ただ、思い切りが悪くなった。
ヘタして転んだりするとおそらく一人で引き起こせないだろうから無理はしない。
 
やはり20年もバイクから離れていた人間には最初から免許を取らすべきだ。
ま、おそらく大型二輪免許は取れないだろう。
30年前に免許を取っていたとしてもブランクがあれば安全に乗れる訳無かろう。
免許を更新していても、あんまり意味が無いのだ。
 
わたすが最初にバイクを購入したのは27の時だった。
免許を取って10年経っていた。
当時のバイクは今と比べて性能が随分劣る。
スピードもブレーキも旋回力もだ。
 
当時ツーリングで一日走っていると夕方近く熱ダレしてオーバーヒートの
症状が出た物だ。
急坂も登るのがやっとこさだった事もある。大型だったのに。
当時は空冷だったのだ。
箱根のターンパイクでヨーイングが発生した事もあった。
 
今のバイクは一日中走っても、オーバーヒートなんて事は無いだろう。
国産のバイクでは・・・。
 
当時から乗っているので自分に適した乗り方しかしない。
限界が自分で分かっているからだ。
 
リターンライダーの事故は自分の限界が分かっていないのだろう。 
歳相応のバイクに乗っていればEーのに大型などに乗っているからだ。
250ccぐらいに乗ってれば重大事故に遭わなくて済んだろうに・・・。