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自動二輪免許

 わたすの十代の頃、田舎ではバイクの免許は高校生の時に男は90%以上、女でも半分近く取得していた。
 当時は誰にでも簡単に取れたのである。当時は自動二輪と原付の区別だけで今のように小型、中型、大型などの区分けは無かったのである。
 私より2〜3年後の連中の時から道路交通法が改正されて大型免許の取得は超、難しく成ったのである。合格率が5〜10%とと言う嘘みたいな時代もあったのだ。20回受けてやっと合格したと言う話もあった。
 
 それからアメリカの圧力で比較的大型免許が取りやすくなり、ハーレーダビッドソンが誰にでも乗れるようになった。もちろん金さえあればの話だが・・・。
 この国を動かそうと思えばアメリカに圧力を掛けてもらうのが一番早いのである。
 ハーレーダビッドソンがこんなに売れているのはハーレーが政治家を使った活動のおかげなのである。
 我々、正当派ライダー(?)にとってはハーレーなどクソなのだ。
 遅い、曲がらない、止まらない、ウルサイ。ゆっくり走らなければならないバイクなどバイクではないのだ。オマケにハーレー乗りは初心者が多いのにもオッたまげる。大型免許取得していきなりハーレーという人も多い。同じバイク乗りとして軽蔑する事も多い。基本が解っていない連中が多いのだ。
 
 高校の時、バイク免許の取得には学校内の学科試験に受かった者だけが教習所の試験に行く事が出来た。ナンとあんな簡単なマークシート方式の学科試験に落ちる者もいた。かなりバカだ。
 何故、校内で選抜試験などするかというと学校のレベルが知れ渡るからだろう。「あの高校はバカ校だ」と風評を恐れたのであろう。
 当時はそんなにバイクにウルサイ時代では無かった。「免許を取らない」「乗らない」「買わない」 の三ない運動はその後に生まれて、弟などは今でも原付にしか乗れない。
 
 わたすの田舎は二輪の普及率・通行率がかなり高い土地だった。ホンダ関連の仕事をしていた時に関係者から「二輪の多い土地柄」という話を聞いた事がある。
 何故にバイクが多かったのか定かでは無いが、バイクが生活に密着していたのは間違い無い事であった。昔、田舎に住んでいた頃、これが普通だと思っていた。