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ジャンゴ

タランチーニの “ジャンゴ ”を家族が借りてきたのを見た。
前半は良かった。「バンッ」と拳銃を撃って人を殺しても筋書き的に意味がある。
「今回は期待出来るかも」と思った。
ところが後半ディカプリを出始めてから何だかおかしくなる。

前半の緊迫したシーンから程遠くなり、やたら撃ち合いが始まる。
バンッ、バンッとぶっ放すシーンと血なまぐさい暴力シーンばかりで面白く無い。
監督もスタッフも代わったのかと思うほどだ。
 
レザボア・ドックスの後、裏切られ続けたタランティーノだが今回も同じだった。
前半のまま、どうしてクールにラストまで行かないのであろう?
 
ディカプリオのキャスティングも無理だった。もっと適役がいただろうに。
悪役をもっと履んでから出てこい。
もっとクールに仕上がったハズだったのに・・・残念。
ディカプリオは悪役には早すぎる。「10年早いわ!」
劇場に行かなくて正解だった。行ったらもっとガッカリする。
 
タランティーノは所詮、B級アクション映画監督だ。
レザボア・ドッグスだけ異質だったのだ。
毎回、毎回ヒッチコックのように “チョイ出”するが、必要無かろう。
監督に専念しろよ、マッタク。