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あん

↑を観てきた。
「もっと泣けるかな」と思っていたが、それ程でもなかった。
期待しすぎたのだろうか?
 
樹木希林は悪く無い、永瀬正敏も悪く無い。
監督の河瀬直美も悪く無い。何所がダメなんだろう?何が問題なのだろう?

脚本だろうか? 河瀬の・・・たぶん。

 
樹木希林を早く往かせすぎた。後半まで持たせるべきだった。
ストーリーも、もっと劇的な物にすべきだったが河瀬の作品だから
しょうがない。今までの作品を観れば劇的になる事はない。
 
後半、永瀬に展望が見えてくるように展開させればもっと感動させれただろう。
監督河瀬の人生がそうさせなかったのだろうか?
 
しかし浅田美代子のヤな中年婆ー役がよく似合う。はまっていた。
今後、こういう役が彼女の適役になるかも知れない。
 
河瀬の作品は3〜4作かと思っていたがほぼ1年に一回作っている。
こんなに作っているとは思わなかった。
 
一般の映画館で上映されないからなのだろう。
カンヌで新人賞を取っているから引く手あまたなのかも・・・。
 
シネスイッチ銀座に行くのに迷ってしまった。日比谷に行ってしまったのだ。
昔はこの様な名前ではなかった筈だ。
銀座となっているのに日比谷の映画街に出向くとは・・・。
ギリギリで映画館に入る事が出来た。予告編が始まっていた。
結構混んでいて前の席しか空きが無かった。
前過ぎたので最初の桜のシーンで酔ってしまう。
ピントがボケていて何所に焦点を合わして良いのか迷ってしまったからだ。
撮影も河瀬監督がやっているからだろうか?
ピントが合っている所とぼかしているシーンはこの監督の良く用いるパターン
だそうだが・・・。
 
やはり桜のシーンなんかは単にピントが合ってないだけだろう。
プロのカメラマンに任せるべきだった。

 
どら焼きには粒あんなのだろうか? 個人的にはこしあんの方が好みだが・・。
かき氷は絶対、粒あんだが・・・
 
映画館は銀座木村屋に近かったので帰り、木村屋のあんパンを買ってきた。
「あん」だもの・・・。