昼過ぎTVをつけ、面白いのが無いのでリモコンでピッピッとやっていた。
するとBS7で菅原文太の「仁義なき戦い」をやっているではないか。
絶対に追悼特集でやらないと思っていた「仁義なき」がやっているとは
思いもしなかった。「しまった、知らなかった」と悔やんだが残り5、6分
だけだった。良い映画はどのシーンから見ても入っていけるし楽しめる。
「仁義なき戦い」シリーズは日本映画のベスト3に入れてもEーだろう。
昨日、高倉健の追悼番がやっていた。
「君よ憤怒の河を渡れ」と「あなたへ」だった。
遺作の「あなたへ」はまあ見れる。しかし40年前の「君よ憤怒の河を渡れ」は
当時も見たが酷すぎる。ストーリーも脚本もディレクションも全てがだ。
漫画だ。北海道で熊に襲われるシーンが出て来る。
しかし熊のぬいぐるみで、どん引きしてしまい笑うしかない。
40年前に観た時も同じように感じたが、今 観るともうお笑いの世界だ。
どうせならパンダの着ぐるみにしたらどうだ。
脚本がどうの筋書きがどうのプロットがどうの監督がどうのレベルの話ではない。
「高倉健がどうしてあの映画に出ちゃったのだろう」
ま、菅原文太も「トラック野郎」に何故出たのかと思う事があるが・・・。
「あなたへ」の高倉はやはり酷い。見てくれも演技もだ。
昔から演技は硬くて下手だったが・・・
死ぬまで男前でかっこ良かったのは文太だろう。歳と共にかっこ良くなっていった。
もっと主演させるべきだった。
見逃すと余計見たくなるので「仁義なき」をツタヤで借りてくるとするか。
