もう一つ大変なのがイカ料理だ。生イカには例外無く寄生虫が付いている。イカ一匹に最低5〜6匹の寄生虫が付いているのだ。
「刺身で食うわけではなく火を通すのだからEーじゃネーか」と言っても妻は皮を剥いて一匹ずつ取り除く。わたすにはこれが出来ない。
この寄生虫、ちょっと気味が悪いのだ。手に触れると吸い付いて中々外れない。キモイから写真にも撮りたくない。
この寄生虫、少しぐらいの火や熱では死なないらしく体内に入ると内臓に寄生するとか毒を出すと言う説も有るので妻は徹底的に取り除く。
自分で出来ない事が分かったのでイカをまるごと買うのは止めた。イカは一番安いのに。
料理屋ではイカそうめんや刺身以外は絶対にあの寄生虫を取り除いていないだろう・・・。まあ、聞かなければうっちゃって置けば済む事で、焼くなり煮るなりすれば本来は気にしないで好いのであろう。
安い具材にモーリタニア産のタコがある。昔はモロッコ、今はモーリタニアだ。国内産のタコと比べてかなり安かったのだが、最近そうでもない。乱獲がたたったのであろうか? モロッコもモーリタニアも取りすぎて資源が枯渇してしまったのであろう。ちなみにモロッコもモーリタニアもタコは食べないのだという。全て日本人が食べているのである。
味は断然、国内産のタコの方が旨い。最近食べたモーリタニアのタコは薬臭かったのでしばらく止めることにした。