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物忘れ

 漫画家のさとうさんぺいが、朝日新聞の連載を辞める際「むかし掲載されたネタと同じネタが載っていた」と読者から指摘され「歳だな〜」と思い新聞連載を辞める決意をしたとか書いていたが、わたすには「歳では無くネタ切れで昔のを流用したのだろう」と思っていた。
 自分でブログを始めると、書いた事を忘れてしまって同じような事を書いている事がある。ブログなのだから今日の事を書けば済む事かも知れないが、今日の事だけではツマラナイ。昨日の事も時間を於けば面白くなる事もある。
 
 過去の話を繰り返し喋られるほど下らない事はないのである(父は晩年、同じ話を三っ日に一回から二日に一回になり毎日になり、最後の頃は夕食時に2回という時も出てきた)
 わたすも強調したい事は二度喋る事があるが、周りの者は不思議がる事がある。おかしいのでは無いのかと言われる事がある。育った環境や習慣の違いからだと思うが、どないなモノかなあ? 決して忘れて繰り返しているのではないのだ。
 
 人間は忘れられるからE−事もある。昔読んだ本をまた読み返しても面白いではないか。
 物忘れは困りものだ。わたすは捜し物をしている時間が多く、つくづく無駄な時間だと思う。たった今、使っていた道具が消えたりする。自分で「信じられない、信じられない」とか叫んでいる。
 原因は単に整理整頓が出来ないのと、持ってたモノを何気に何も考えずに、そこら辺に適当に置くからなのである。これはもう病気の部類に入るかも知れない。
 昔、会社で一度だけ原稿を無くしてしまった事があるのだが、さっきまでその原稿を見ていたのにである。いくら探しても出てこず、周りの者にも協力してもらって1〜2時間探したが出てこなかった。諦めてクライアントに再度、書類のコピーをもらった。「カミがカミ隠しにあった」のだ。
 そのシャレが周りに受けていた。