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大江戸温泉

 腰の状況が好転しないので温泉に行くことにした。しかし温泉など都心に在るわけはない。あと10日ほど我慢すれば治るのだが待っていられない。温泉、温泉と考えた・・・「大江戸温泉がひらめいた」お台場の向こうの埋め立て地「青海」の方にある。
 早速ネットで検索し電話した。本当に温泉か それとも水道水か確認した。1400mボーリングし汲み上げている温泉だという。但し循環で掛け流しではないという。まあ仕方ない 都心で掛け流しを求めるのは不可能だ。バイクで出かけた。家から15分ぐらいだ。しかし入浴料が1980円もする。
 受付に行く前に黒の服を着た女性が声を掛けてきた。今日、このクレジットカードに入会すれば本日に限り入浴料はタダになると言う。セゾンカードのようだ。チョット考えたが1980円がタダになるのだ。利用しない手はない。10分ほど手続きをして入場した。
 ハッキリ言って掛け流しのようなサラサラ感はない。何度も循環しているのだからしょうがない。客は外人(白人)の団体も多かった。もちろん中国人も。中国人は一寸前までは、服装と髪型で解ったが最近は声を聞くまでは地方からの人と区別が付かない。彼らは大声で話をするから直ぐ分かる。
 日本人はあまり隠さないが白人はチンポコをタオルで隠す人が多い。おまけに体を洗っている人はあまり見かけなかった。湯に浸かってベンチで横になって又、湯に浸かるのだ。銭湯は体を洗う所というイメージがないのであろう。
 風呂から出た処にお店が結構一杯あったがなんだか入る気がしない。落ち着かないのである。プレミアムモルツがあったから呑もうかと思ったが周りの雰囲気が今一つだ。ここで呑んでも旨くはないと感じた。港の見える立地なのだからそれを生かして開放的な空間にすれば良いのにと思ったが、立ち上げた経営者らにはそんなセンスも見識も無いのだろう。団体の観光客や外人受けするような造りだ。

日本人にしてみればお寺に入る心境だ。
 
 そう言えば高校生の修学旅行であろう集団がいた。直ぐ栃木県の高校生だと分かった。何故ならイントネーションが「U字工事」と同じであったからだ。最初はワザと「U字工事」のイントネーションの真似をしているのかと思ったがそうではなかった。皆な、同じ方言だった。栃木にはもっと良い温泉があるだろうに・・。
 奥多摩あたりにある温泉は600〜700円ぐらいだったのに一寸、高過ぎだ。もっとも出費は0円だったが・・・。
 肝心の温泉の効果はと言うと「まあ昨日より良くなったか」と言うぐらいか・・・当たり前か。クシャミはまだ恐怖である。