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伝言ゲーム

 菅がアホなことは誰にでも解ることであったが、なんだか菅に責任転嫁しているなあと思える海江田の国会参考人聴取だった。国の非常時に馬鹿が総理大臣であったと云う悲劇だ。一国のトップがメルトダウンしている状況では不幸なのは国民だな。トップダウンで陣頭指揮のつもりで福島の原発所長に電話掛けたり、ヘリで福島第一原発を視察したり、東電に乗り込み叱責したりと単にパフォーマンスでしかなかったのか。いや、当人はいたって本気であったのだろう。パフォーマンスを演じる器量も無く、本気で良かれと思い行動したのだろう。やはり才覚も力量も無い、トップに立ってはいけない人だったのだ。
 ロシアの大統領メドヴェージェフとのトップ会談で攻撃口調で突っ込んで会議が決裂状態に陥ったのも理解出来る。野党が与党に対して激しく突っ込むような事をやったのでは国際会議では通用しないのは素人目でも解る。そのせいで日露関係はうまくいってない。やはり器ではなかったのだ。
 しかし海江田の「東電と主相官邸とは伝言ゲームをやっているみたいだった」とは呆れかえるが、中間に無能な伝言役が入って、物事をより遅く、より複雑にしていったのであろう。
 もしあの時、こうすれば、こうしとけば、こうは成らなかったという検証を今後、風化させないで一つ一つ進めるべきだ。