暮れの人混みが師走に入った最初の週末から始まった。今日、ビックカメラに行ったのだが凄い人混みだった。元々、田舎育ちだから人混みは苦手なのだ。行列と人混みは、どうしようもなく苦手なのである。一刻も早く、人混みから逃れようと躰が反応する。今日も2、3 用があったのだが人混みから逃れたい一心に一つ用事を忘れて帰ってきた。この人混みから逃れるにはウィークデイに行くしかない。
昔、父が田舎から出てきて銀座で待ち合わせた時「人混みの中にいると凄く疲れる」と言っていたが、その心境がよく理解出来る年齢になってきた。当時は「そんな物なのかなー」という気でしかなかったが・・。数年ぶりで銀座に出てきた父は、往来で外人の女性がマックのハンバーガーを頬ばりながらドリンクを片手で持ちながら歩いているのを見て「腰が抜けるほどビックリした」と言っていた。
別に、どうって事ない風景なのに父にはカルチャーショックだったのだ。もう30年ほど前の話だ。
