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眼下の敵

父が生前「戦争映画で面白い物は無い、面白かったのは「眼下の敵」ぐらいだった」

と言っていた。その後、当時 白黒テレビで見たがまあまあ面白かった。

ハリウッド映画だと最後はアメリカ軍の勝利に成るのだがこの映画は引き分けに

終わる。しかしこの映画すべて海の上だ。

一度も地上のシーンは無いし出て来るのは兵隊ばかりだ。

アメリカの駆逐艦とドイツの潜水艦の戦いだ。

一昨日BSシネマでやっていたので見たが最後まで観てしまった。

一時間40分位だった。ま、息をつかせぬ演出は見事だ。

やたら長ったらい演出は途中で嫌になりテレビを切る。当然だ。短い人生、

バカバカしい時間に費やしたくない。

 

しかしハリウッド映画なのにドイツ兵も英語で喋る。水兵ばかりなのでこれは

どっちの軍なのだ?と思う時が有る。海外に配信する時用に英語、ドイツ語で

セリフにして貰いたいところだがアメリカ人は文盲が多いため字幕上映が

出来無いそうだ。今でも同じだ。

この世界の片隅に」のプロデューサーがアメリカに販売が確定した時、(のん)

の声を使いたかったがアメリカでは吹き替えでないと売れないと言っていた。

のんが英語を勉強していると聞いたが、はたして英語版を吹き替える為だったの

だろうか??