昨日、GYAOで無料映画を観ていた処、広告が途中で3本入った。
この広告は×できない。1分近く付き合わされる。
なんとその時は自民党の広告が2本も入ったのである。
あの気味悪い安部が出て来るCMだ。「この道しかない」とほざいている広告だ。
テレビなら即チャネルを変えるがGYAOは出来ないのがツライ。
このコンテンツ無料だから碌な映画が無いので滅多に観ないが、昨日見たのは
「さあ帰ろう、ペダルをこいで」と「ピアノマニア」だった。
「さあ帰ろう、ペダル・・」はドイツ映画でナンと以前借りて観たことが有った。
それも1、2年ほどしか経っていない。部分的に想い出すが、ほぼ真っさらの
気持ちで観られた。
冷戦時代ブルガリアから家族で自由な国に逃げて25年後、故郷に戻ろうと
する時、交通事故にあって記憶喪失してしまう。
その記憶を取り戻すために自転車で母国に旅すると言う内容の映画だった。
「ピアノマニア」もドイツ映画でピアノ調教師のドキュメンタリー映画だ。
クラシックにさほど興味も見識も無い人間にも最後まで見られた。
日本の歴史伝統工芸物補修に携わる人や宮大工などのドキュメントに共通する
物があるのかシンパシーが有ったのかも知れない。
超一流のピアニストとの遣り取りや絶対音感だけではなくピアニストの求めに
対して病的なまで音を追求していく姿が面白い。
誰もが持つ思い込みだが、一流の人の耳には僅かな違いも判ってしまう
という所がある。
この調教師も自分の思い込みが録音スタジオの技師に否定されてしまうが、
プロ中のプロの意見は納得出来るものだ。
