コピーライターから電話が有って「クライアントから文字の修正が少し出た
ので赤字箇所をこの電話で受けてくれと」言う事だった。急いで色校正を探した。
しかし色校を何処に仕舞ったか忘れアタフタし出した。あまりに唐突な事だった。
色校正を出した後、長い間ペンディングに成っていた物件だった。
あたふたして色校を探している際、目が覚めた。現実だと思い続きをやらねばと
思って夢まくらで続きを見ようとしていた。
電話が掛かって来た年代は前の会社だった。
ウツラうつらの状態でハッと気が付いた・・・
そのコピーライターは既に亡くなっているFさんからだった。
喋り方が優しく丁寧なので直ぐ分かった。しかしどの物件だったのか解らない。
ペンディングに成っていたのは2件あった。
そういえばペンディングに成り仕事が止まっている時に亡くなった人だ。
驚いて直ぐ起きてしまった
おかしな夢を見てしまった。一つの物件は印刷物まで行ったがもう一つは提案した
後、止まったままでお釈迦物件になった。
もう10年以上前の話で、どちらも請求済みなので会社には金が入っている。
しかしコピーライターへの支払いは本人が亡くなっているので支払いが
出来ずじまいだった。どうしてこんな夢を見るのだろう?
やはりあの時の支払いが出来無かった事が心の片隅に残っていたからだろう。
当時、亡くなったと聞いたので彼女の実家の住所を聞き香典を送ったのを覚えている。
ライター料の費用まで支払わねばと思ったがもう仕事の伝票は完了になっており。
会社から捻出でき無い為、少額をポケットから払った。
もう記憶も薄らいでいるのに良く電話が掛かって来たものだと不思議な夢だった。