30数年前、松屋銀座の展示場で世界の高級椅子展が催されていた。
10数点展示されており。確か日本の椅子はホウトクだけだと思った。
座り心地をそれぞれ座って確認するとイタリア製のデザインが洒落た椅子より
ホウトクの椅子が座り心地が一番良かった。どちらかと言えばビジネス用だ。
でも値段が出ていない。そういう訳でホウトクに電話してカタログと見本の端布を
送ってもらい購入した。おそらく34年位は使用している。
5年前に壊れてゴムパーツを交換した。無料でゴムパーツを送ってくれた。
今回は昇降機が下まで下げると上がらなくなった。力尽くでレバーを押しながら
上に持ち上げた。ガスが抜け所為だろう。
又、ホウトクに電話した。既にホウトクはアイリスオーヤマに吸収されている。
事情を説明して昇降機のシリンダーがパーツとして残っているかと電話で聞いた。
後で電話が入りもう既に廃盤でパーツも残っていないと言われた。
そりゃそうだろう35年前の商品だ。
係の人と少し話し「35年も使っているので愛着が有り何とか直して欲しい」と
言ったがパーツが無ければ致し方ない。
ま、昇降機を使わなければ良いだけの話しなのだが。
ホウトクの社員も最近の椅子は中国製が多いので5年ほどしか持たないと言う。
オラが買ったのは定価で10万円もした。少し割り引いて貰ったが・・・
椅子、家具 は一生持つような物でなければいけない。
尤も独身時代から使っているのはこの椅子とビクターの台置き位だが・・・
子供が1歳くらいの時買った、子供用椅子も折りたたんで仕舞っている。
これは身長が伸びると調整出来て大人でも使える。正月に多人数が来た時に
対応出来る。
どこの国製だったのか覚えていないがたしか北欧だったハズ。