この映画があまりに良かったので原作を買ってきた。
上、中、下、全て揃えた。
上巻だけ読み終えた時点で「映画のほうが良かったな」と思えた。
やはりきめ細やかさで比べ物には成らない。
色も付いている方がEーに決まっている。
それに単行本A5サイズでは小さすぎる。
漫画アクションに掲載されていたそうだがあの雑誌くらいのサイズで
ないとわたすには辛い。
手書き文字で注釈が書かれているがルーペを使わなければ小さくて読めない。
すずさんの歳は私の母と同じだったハズ。
あの時代に母も生きていたのだろう。
ネットでも映画がかなり評判なので色々ググった。
いろんな人等がYouTubeで取り上げているのも面白かった。
ま、ネットで評判になったからヒットしたのだが・・・
あの漫画からここ迄、仕上がったのは片渕須直監督の恐ろしいほどの
執念があったからだろうか? 取材に何年も掛けている。
この執念には脱帽ものだ。
完全版を作成したいと言ったのは片渕監督なのだが、
じゃあ何故、最初から作らなかったのかというと
「予算の所為なのだと言う」
当初の予算では筋書きをカットしなければ完成出来なかったらしい。
これほどヒットするとは誰も思わなかったのだろう。
20分伸びるらしいが制作費が単純に7500万円プラスと言う事では無く
解体したスタッフを再結集する等で2億近く掛かるらしい。
アニメ界の人たちも大変なんだ。
一つの仕事にフリーで集結しているのだ。
オラも遊んでばかりいないで仕事しなければいけない。
プロデューサが「完全版を作ります」と言ったのだから
間違いなく作られるのだろう。