48年前に劇場で観たレッド・サンがBSでやっていた。
48年も経つのか・・・三船敏郎とアラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンが
主役する西部劇である。
三船の役は幕府がアメリカ大統領に貢物の宝剣の護衛役でそれなりの
ストーリーでさほで違和感の無い物語だった。
西部劇と行ってもアメリカで撮られている訳でなく確かスペインだった筈。
当時、劇場で見た時は意外と面白かったが今見ると「ちょっとな〜」と思える。
仕方ない、半世紀前の映画だ。
製作者は日本人とフランス人とアメリカ人のスターを出せばヒットすると思った
のであろう。それなりにヒットしたはずだ。
マカロニウエスタン全盛の時か? 半世紀前の映画はテレビの時代劇を見る感覚で
観なければならない。
早打ちで一つの拳銃で何人も殺せる。疑問を抱いてはいけないのだ。
リアリティー等と言ってはイカンのである。その点、黒澤の「七人の侍」は
いつ観ても名作だわ・・・。