「この世界の片隅に」がクラウドファンディングで作られた事が話題に
なっている。
今後、映画作りで一つの方策になるだろう。
昔、わたすの郷で “南方熊楠”の映画を作ろうと寄付金で撮影し始めたが
途中で資金が途絶えて頓挫してしまった。
一部のフィルムだけ見たことがあったが完成には至らなかった。
もう30年近く前に成る。
わたすは既に上京していてそういう活動があった事も知らなかった。
確かモノクロ映画だったはず。
我が故郷の人たちはケチで有名だが文化的な催しにはお金を出資しない
のだろうか。
日本で初めてのナショナル・トラスト運動ではマンション建設予定の
土地を買い取り “天神崎”周辺の自然は守れたのだが・・・。
ま、指導者だろう。当時も優秀な映画プロデューサーがいれば成功した筈。
ナショナル・トラストの成功は外山先生が頑張ったので成功した。
今ならソーシャルファンディングを使えば映画作りの資金が一気に
集まっただろうが時代が違いすぎた。
南方熊楠は有名なのでネットを使えば全国からお金が集っただろう。
続きを撮りなおそうと思っても既に役者たちも黄昏れてしまっているので
完全に最初から作り直しになってしまう。
南方熊楠物語は今後、クラウドファンディングで出資金を集めて是非、
映画化して貰いたいものだ。
