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きのこ雲の下で何が起きていたのか

原爆投下から70周年に当たる今日、
Nスペで「きのこ雲の下で何が起きていたのか」が放送されていた。
70周年記念番組の中でも割とEー番組だった。

投下後、3時間後の写真らしい。
原爆の悲惨さ、戦争のむごたらしさを再確認出来る良質の番組であった。
 
30年以上前、バイクで九州を回った後、広島の友人の所に立ち寄った。
東京のある会社で、ある時期一緒だった友人だ。
奇しくも私が勤めて辞めたデザイン会社のA社とG社に偶然2度も
一緒だった。
想い出話をしながら一泊した。 
彼は広島出身だったので故郷に帰ったのだ。
 
彼が言うには日本人だったら“広島平和記念資料館”へ見に行くのは
「日本人の義務だ」と言ったので翌日一人で出掛けた。
原爆記念館の惨い展示品を見ていると鳥肌が立ち言葉も出ない。
 
その後、広島に撮影に行く仕事が有り、カメラマンと営業とクライアントと
共に「日本人の義務」だからと私が言って再び訪れた事がある。
まだ、誰も訪れた事が無かった事と「日本人の義務」と言う言葉に「No!」と
言う人はいなかった。
 
アメリカであの展示物(マネキン)と写真を公開しようとしたが拒否された
と言う。 
 
再来年あたり記念館でのあのむごたらしい展示物は撤去されるらしい。
むごいだけでは無いが気分が悪くなる人もいるのは間違い無い事だが・・・。
事実を写真代わりに展示するのも悪い事ではない。
 
あれは日本人だけでは無く原爆投下した「アメリカ人にも見る義務」があると
思うのだが・・・。