2020年のオリンピックでレスリングが落選したらしい。関係者にとり一大事だ。メシの食い上げにもなりかねない。
日本が得意とする競技だけに関係者はショックだろう。
しかし、オリンピックはクラシック競技にも入れ替わりが有るとは恐れ入った。
レスリング関係者には除外されるハズが無いとみて危機感はまるでなかったようだ。甘い見立てだった。新聞の解説にも何故除外されたかハッキリ理由を書いているのが無い。それほど寝耳に水だったのだろう。
もうオリンピック競技は伝統だけでは通用しないのである。サッカーや陸上競技が外れる事は有り得ないだろうが・・・。
考えられるのは競技人口の少なさだけではなく、テレビ視聴率やチケットの売り上げなどの人気度もあるのだろう。サッカーとレスリングならサッカーを見る人の方が多いという事なのだ。
しかし2020年の五輪にゴルフが追加されるとは？？・・・はてなマークが付く。今更、何の為？？
これら競技の存続はＩＯＣ委員などにロビー活動の影響に依る所が大きいのだという。今回レスリングはロビー活動を全くしていなかったとされる。
野球やソフトボールが必死にロビー活動をしているのは分かる。テコンドーが除外されると考えられていたが必死のロビー活動で残ったようだ。
ロビー活動なんていうのもおかしな話だ。各団体のロビイニストらが別の場で繰り拡げているのだろうが当然、金の話もあるだろう。「こっちに票を入れてくれたら数十万ドル振り込むよ」と言われれば委員も人の子だ、そっちの競技に票を入れる人もいるだろう。
無記名の投票だから・・・・スポーツは金で動くのだ。
オリンピックは金を生む木なのだ。招致合戦が凄いのも好く解る。
スポーツは巨大産業になってしまいスポーツを軸に巨大な資金が動くのだと言われる。殆ど利権絡みの金らしいが・・・。
今一番美味しい職業はＩＯＣ理事だろう。招致候補都市に行けて、大盤振る舞いに旨い物食い放題、裏金もどっさり、これ程 一度やったら止められない職業は無いであろう。
