東京五輪のマラソンが何故札幌に成ったのかというと9月に行われたマラソン
予選のMGSマラソングランチャンピオンシップで暑さ対策が全くなされて
いなかった為だ。ミストもないシャワーもない打ち水もない日影も無い、ナイナイ
尽くしだった。
これで東京五輪マラソンは「8月に行われるとしたら死者が出るかも」と言う
理由だろう。
これだと8月に決めたIOCが責められる。それを恐れたバッハが札幌に決めたので
あろう。如何にもIOCらしい。責任を追われないようにしているのだ。
責任を追うのはアメリカのテレビ局にだけだ。スポンサード料金が半端ない。
オリンピックがアマチュアの祭典だったのはクーベルタンからブランデージ会長
までだった。
その後、商業主義がまかり通りスポーツ競技のプロ選手化がまかり通るように成った。
82年のロスオリンピック頃からオカシクなってしまった。
ブランデージ会長の時から粗、プロ選手から金を貰えるシステムを作るべきだと
言われていたがブランデージは拒否し続けた。札幌オリンピックはブランデージが
主催するパーティーに海外の選手は参加を拒否する事態に成ったのを覚えている。
参加したのは日本人と一部の外国人だった。