ＮＨＫのベテランスポーツ解説者は日本の金メダル予想を13個だと言っていたが、おそらく半分にも届かないだろう。
体操男子団体も卓球も追い詰められた時の開き直りが出来ない。「おかしいぞ、いつもと違うぞ」と感じるのだが修正できないでズルズルと行ってしまう。その「思い」が顔に出てしまう。そんな顔つきを見せれば負けなのだ。
卓球の石川も体操団体の航平の時も不安顔が前面に出まくりであった。石川などメンタルな部分で勝負に成らなかった。3位決定戦で4ー0のストレート負けだが、1セット目から不安顔の出まくりである。そうなるとポイントを取った時に出す大声も出なくなり、躰が萎縮していた。
メンタル面のケアが出来ないのはコーチの所為であろう。どうすればＥ−のか分からなくなっている選手の不安を取り除けないから、負け一直線になる。石川もコーチの方を見ない。見たって科学的に分析して具体的な策が示されるわけではないしメンタル面までサポートされないからだろう。「落ち着け」「前向きに行け、攻めろ」などと言われても、わたすなら「アホか」と思うだろう。
今後、作戦コーチとメンタルコーチを付けるしかない。と言っても日本にメンタルスポーツコーチなどは無い。取りあえずスポーツ医学に興味ある精神科の医者をコーチとして呼んで組ませるしかないカモ。メンタル面の強い欧米や中韓の選手と違って雑草魂のない日本の選手を観ていて強く感じた。
しかし、石川選手の試合を見ると準決や3位決定戦で戦った相手はメンタルだけでは無くパワーも技術も数段上だった。所詮勝てる相手とは違うのだ。
しかし、体操女子団体はいつの間にやら終わってしまっている。ＴＶはメダルを取った選手は何度も試合を流しインタビューもやるがメダル外の選手の報道もビデオも全く流さない。銅メダリストをスタジオに呼んで下手なインタビューをやっているが他の競技をヤッテほしいよ。
毎回、思うが民放もＮＨＫも番組進行が下手すぎる。ゲストにスポーツ素人の芸人やジャニーズガキが出ていると ピッとチャンネル変えます。
