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おそ松くんと林屋三平

 もちろん昭和の話である。赤塚不二雄の漫画、六つごの「おそ松くん」だ。それと落語家の林屋三平の事である。ナンの関係も脈絡もないのだが・・。世間では受けているのに、わたすにはこれらのギャグがちっとも笑えないのだった。
 別にお笑いが嫌いな訳では無かったが、このお笑いはちっとも可笑しく感じられなかった。友達が「おそ松くん」の漫画を腹を抱えながら笑っていたが、わたすには理解不能でシラケていた。

テレビ寄席でも林家三平になぜ笑いが起こるのか理解できなかった。
 わたすの笑いのポイントとズレていたのである。子供の頃、面白くないと思った物は大人になっても面白くない。「一体、何処が面白いのか論理的に説明しろ」と言うモノでもない・・・ 面白い、可笑しいは人それぞれなのだ。
 三平が面白いと思ったのは舞台の上から、帰ろうとする客に向かって「お客さん帰っちゃ駄目ですよ、これから面白くなるんですから」と言った時ぐらいだった。
 しかし子供の頃は腹がよじれて痛くなる事がよく有ったが、お腹が痛くなるほど笑えたのは小学校3、4年までであろうか? 
 その後、腹に筋肉が付いて痛くならなくなった。と言うか笑いに耐性が出来たのであろう。「アハッ」とか「ハ、ハッ」で終わってしまう。
 最近のお笑い番組はちっとも“ 笑えないし、シラける” 面白くない芸人が出て面白くないコメントをすると直ぐチャネルを変える。
 てーゆうか、コントで勝負している奴らが殆ど無く、バックホリゾントとして適当にコメントするだけである。
 この前、U字工事が犬HKの深夜に漫才を4連発やっていたが中々面白かった。いわゆる栃木ネタである。でも彼らが面白いお喋りをするかと云うと そうでもない。彼らのまじめさが伝わるのだがコントとトークは別物なのだろう。
 お笑いを見て居間から「ア、ハッ、ハッ、ハッ、ハー」と家人らの笑い声が聞こえてくる時がある。「人生笑った方が勝ち」なのは解っているのだが、ここの部分は完全に負けている。