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大川小学校の悲劇

 生徒も先生も殆ど死んでしまい悔やみの言葉も無い。その真相を必死に究明しようとしているが、ハッキリ言って指導者の教職員の問題だと思う。尤も教師にも殆ど生存者はいないが・・。もっと深読みすれば教職員を採用した教育委員会にも責任がある。何故か? 成績優秀者ばかり採用してバカでもイイから自然児を採用しなかったからなのだ。
 生存するための本能を備えている人間を一人でもいいから採用すべきであった。そのような人間を採用する規準が無いのは文部科学省にも責任有りだ。普通、津波が来るとなれば高い所に避難しようと本能が働くはずなのだが、その本能が働く人間がいなかったという事だ。IQやEQ以外に能力を判定するサバイバル能力みたいな規準が今後、必要になるのだろう。「裏山へ」と言う人もいたらしいが「山崩れの恐れがある」からと反対されたと言う。目指していた避難場所も津波にやられたという。まさに運命の分かれ道だったのだ。
 万一の場合の避難場所を決めていなかったとしても、そのぐらいの六感をもって行動出来る人間がいれば周りの人間の意見を無視し生徒を誘導できた筈だった。
いつも非常事態に取るべき行動を頭に入れているかどうかだと思う。
 
 会社で毎年行われていた緊急避難訓練など仕方なく参加していたが、実際災害が起きた場合「絶対、会社が作ったマニュアル通り行動しない」と心に決めていた。幸い、この前の震災時は会社を辞めていたので帰宅難民には成らなかったが・・。その場にいたとしても、わたすの場合 問題なく家に帰れた筈だ。

何処の世界にも「アンチ・マニュアル人間」が必要なのだ。