原発という悪魔の装置のせいで日本の一部は住めなくなってしまった。国土を喪失してしまったのである。この悪魔の装置は人間の英知を結集してもコントロール出来ない事は明らかになった。福一では既にメルトダウンの何段階も先に進んでいるそうだ。その装置を東電や保安院など専門でない人間が運用し、仕切っていたのだ。おまけにその連中には能力も責任感もなく、それらを管理する国も何も出来ないとなればもはや希望はない。
官も民も今後、解決策も見いだせず責任のなすり合いを続けていき、その結果被害が益々増えて国民は被爆し続けていくだろう。もう3ヶ月以上も放射性粉塵を吸い続けているのだ。
放射性廃棄物は数百年経っても無害にならないと言うのによくこのような悪魔の装置を導入したものだ。この装置を導入・推進した者も支持した者にも責任はある。放射性廃棄物は地下数千メートルに埋めたとしても地球の内部は動いている。安心する事など出来はしない。
結局、ロケットに廃棄物を積み込んで地球外に発射するしかない。莫大な費用が掛かりこの世で一番割高な発電装置になるのは間違いない。このような神ですらコントロール出来ない悪魔の装置など人間が開発する事も運用することもしてはいけないのだ。
我々は子孫にとんでもない負の遺産を残してしまった。
