スタジオジブリの宮崎駿監督のコメントが29日の朝日に出ていた。買い占めの事について「・・・僕と同じくらいの人が水を買うために並んでいる。もってのほかだと思います」 この人はなんて想像力の無いオッサンなのだろうと思った。
ふつう、放射能で汚染された水道水は乳幼児に飲ませられないのなら水を買いに行くだろう。70位の人であってもそれが 孫や子供のためだと普通は想像する。
このオッサンは70過ぎた人は水を買うなと言っているようなものだ。想像をふくらませる事が仕事のクリエイターの言葉とは思えない。
以前、同監督がスタッフに「今日、どこのお店に旨い物を食べに行こうかと言っているようじゃダメだ」というような事をしゃべっていたが、わたすに言わせれば「どこで旨い物を食らうかは一日で最も重要な事の一つではないか」と思うのだが・・。旨い物を食った後の方がずーっと満足するし想像力もふくらむ。カップ面などで済ませていたら染みったれたイメージしか湧いてこない・・・。
むかし、勤めていた会社のT専務が「クリエイターが毎日同じレストランでメシ食って同じ喫茶店でコーヒー飲んでたりしてるようではダメだ。色んな所へ行って色んな情報仕入れて仕事に生かさんとダメだ」と言っていたがまったくその通りだ。
