10代20代の頃は毎週、名画座で数本映画を観ていたが、いま観たい映画が無い。
シネコンへ行っても触手を動かせるような映画は無く何にも観ないで帰ってくる。
ツタヤに行っても気を引かれる映画が無く何も借りてこない日が多い。
家族が借りてきたビデオを観ても自分には合わず10分か15分ぐらいで自室に引きこもる。
面白くないのである。面白いと思った映画はここ数年殆どない。
感受性が鈍って来たんだろうか？ いいやそんな事はない。「断じてない」・・と思う。
自宅からチャリンコで行けるシネコンが 2カ所有りどっちもシアターが7、8ぐらいあるので常時14〜15本やっているのだがウーン、ダメだ。
最近のハリウッド映画は裏切られてばかりだし日本映画も同じようなモノ。ハリウッド映画の音響も気に入らない。音のいらないシーンに「グォーーン｣と現実にあり得ない大音響で音が入ると真実味が無くなり映画に入っていけない。
ドンパチシーンなど観たくないし、カーチェイスもイヤだし、人がやたら殺されるのも嫌いだ。
「鑑賞する人に合わせているのだからしょうがない」とは言えない。だって面白い映画は誰が観ても面白いハズなのだ。100点満点で90点以上を望んでいるわけではない。75点ぐらいで良いのだ。オマエが80点でも私は50点て事もあるが・・。
お金を出し時間を費やしている以上それなりの満足出来る作品を観たいのだ。
ではオマエは何が面白かったのか？・・ウーンちょい古でイギリス映画の「ウェイクアップ・ネッド」、カナダ映画で劇場では公開されなかったが「大いなる休暇」など面白かったし笑えた。両方ともダマしがテーマで誰も死ななかったハズ。
