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カンヌ パルムドール

パルムドールを受賞した「万引き家族」を観て来た。

最近わたすが観に行く映画はどれもガラガラだが「万引き家族」は
両サイドに人が座っていた。両サイド人がいるのは辛い。
パルムドール受賞が影響したのであろう。
わたすもパルムドールが無いと映画館に足を運ぶ事も無かったであろう。
 
映画はわたす好みのリアリティ満載だった。
リリー・フランキー樹木希林も女房役の準主演の俳優もよかった。
柄本明はちょい役だが相変わらず上手いし存在感が有る。
子役らがもう一つなのは主演らが旨すぎるからであろうか?
一番下の子は演技はしないので良かったと思う。
 
樹木希林リリー・フランキーの親子の関係がイマイチ分からなくて
夫婦の長女がなにゆえ家に来たのかも理解できなかった。
 
全く血縁の無い家族が家族に成っているのだからリリー・フランキー夫婦と
婆役の樹木希林も血縁ではないのだろう。
「家族とは何ぞや」と問う監督の意図がよく判る。
 
で面白いのかと問われると「ウーン・・・」と言うしか無い。
エンドロールを見ていて複雑な気持ちだ。爽快感は無く感動も無い・・・
パルムドール受賞ていう映画は何時も「ウーン」なのである。