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まさかのボブ ディラン

本命でもなく候補としては最下方にいたらしいがディランが文学賞を取った。
世界中が割れている。
テレビフリップで見た時、マジでノーベル賞にシンガーソングライター賞が
有るのかと思った。
後々ノーベル文学賞だと知った時は ???感、何故何故感が続く。
 
「なんでも有りなのかよ、ノーベル文学賞は?」と思ったものだ。
その内、美術、デザインにも文学賞が貰えるかも・・・
 
これで近い将来、村春が受賞しても違和感が無くなった。
ディランが受賞したので村春が受賞する事に異論を挟むヤツはいないだろう。
布石なのだ。
 
決して「カルト小説はノーベル賞に相応しく無い」とは言われないだろう。
アカデミックでなくてもOKなのである。
村春のファンは安心したまえ・・・数年後あるかも。

わたすは前から言っているが村春のファンではない。
代表作三冊でヤメてしまった。
好き嫌い、合う合わないの問題なのである・・・文学は。
 
ネットでは面黒い。結構な方々が批判している。
ノーベル賞を冒涜しているだとか、候補に選ばれる事が冗談だと思っていた
とか、この決定は、作家を侮辱するような物だとか・・・。
 
ま、ノーベル賞は科学賞以外は付け足しだと思えば良いだろう。
経済学賞にしろ文学賞にしろ平和賞にしろ・・・
その昔、佐藤栄作が平和賞を受賞した時は冗談だろうと思ったもんだ。
 
のでこの決定はノーベル賞その物が品位を落とすものではない。
科学では無いのだから・・・
 
しかしブックメーカーで当てた人達は幾ら手にしたのだろう?
1%以下の勝率だったに違いない。