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セミ獲り

夏休みに入ってマンション中庭広場の木はニーニーゼミにミンミンゼミに
アブラゼミなどが煩く鳴いている。
 
しかしマンションの数百人もいる子供等のセミとり光景は見ない。
木陰で5〜10人ほどかたまってゲームをしている。
オイラの子供時分とは違いすぎだ。
虫獲りは子供の時分の遊びの中でも大きな位置を占めていた。
昔は体を使って遊んだ物だが今のガキどもにはゲームしか無いようだ。
蝶にセミにバッタにトンボ、狩猟民族では無いが虫獲りは面白い。
 
かく言うわたすもカブトムシとりは経験がない。
海近くの家だったから暗い内に起きて山に行かなくてはならないので
実質的にカブトムシ獲りは出来なかった。
カナブンは何所にでもいたが獲る気はしなかった。
 
先日マンションの入り口近くでヒヨドリに似た鳥が何かを転がしていた。
よく見ると小さいカナブンだった。こづき回して弱らせようとしていた。
動かなくなってから飲み込むのだろう。
 
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雀が小型化していると良く耳にするが全くその通りだ。
まるで小雀だ。それに人間に対してあまり警戒感が無い。
 
わたすが子供の頃には雀が人間をよく警戒していた。特に私に対しては・・・
ゴムのパチンコを持ち歩いているわたすの姿を見ると逃げてしまったモノだ。
雀は人を見分けられるのである。

↑今は200円ぐらいでニッチな所でしか売られていない。ネットから。
わたすの少年時代は10円だった。プラスチックの部分は針金だった。
おまけに命中精度は悪かった。
 
其所で針金の部分を棒きれの端に打ち付け、ライフル銃の様にしたのだ。
そうすると命中率が飛躍的に上がった。
15メートル先の夏ミカンの木に付いている実にも当たった。
 
そのパチンコである日、野生の小鳥を狙ったら当たってしまった。
岩ヒバリだったか?
鳥は怪我をして何日か看病したが死んでしまった。
その時をきっかけにパチンコは止めた。
ちょっと悲しい少年時代の想い出になった。