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55号

ランディー・バースの時もタフィー・ローズの時にも思った事だが
王貞治の記録55号を抜けると思ったモノだった。
 
しかし敬遠攻めに遭い54号と55号で終わった。
何れも相手監督は王だった。
敬遠責めは恥ずかしいと思ったのはわたすだけでは無いはずだ。
この事で王の記録も色あせた。
きちんと勝負していれば56号に届いていたかも知れない。
 
バレンティンは間違い無く追い越せるだろう。
でなければ、プロ野球もお終いになる。
 
今後、ピッチャーはあからさまな敬遠を避け、
ストライクゾーンに投げないピッチングになるだろう。
しかしそこまでして守る記録ではない。
勝負の世界だから打たれる事に恥はない。
むしろ逃げる事の方が潔よくない。こっちの方が恥だ。
「日本は恥の文化」じゃなかったのか?
 
外角ばかりを投げて勝負をしている様に見せかけているのは
敬遠と同じ事だ。
「ピッチャーは正々堂々と勝負しろ」。
もっとも監督が敬遠のサインを出すのだが・・・。
 
今年、加藤低三コミッショナーが勝手に飛ぶボールに切り替えてから
ホームランが量産される様になったが、バレンティンには記録を
塗り替えて貰いたい。
その事がバースやローズやカブレラに対するオマージュになる。
 
ヤクルトは断トツの最下位なのでバレンティンにプレッシャーも何も
無い筈だから早く56号を打ってくれ。