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革ジャン

 30年すこし前、革ジャンが流行っていた。会社の同じチームの人間は殆ど革ジャンだった時もあった。バイクツーリングの時は皆、革ジャンだった。今はどうか? 革ジャンなんどは競輪場に行かないとお目にかかれない。時々、東南アジアや中国の人が着ているのを見かけるが・・。
 今、革ジャンは「ダサイ」の代名詞なのだろうか? どうしてこうなったのか説明がつかない。革のコートすら着ている人がいない。素材が流行り廃りのファクターになるなんて・・・。
 革製品では高級感を醸し出せないのだろう。 ウールやシルクとは違ってエグゼクティブ感が出せないのか、競輪場やオートレース場しか見かけなくなった。
 わたすの革コートは一体何所に行ってしまったのだろう? 革ジャンパーは昨シーズン一度も着なかった ── 2着も残っているのに・・・。
 
 革は空気を通すから保温性は無い。真冬には着れなく、今のシーズンしか着れないのだ。やっぱり今は無理なのか? 無理なのだ。時代なのか? 時代なのである。
 バイクに乗っている時は平気だ。しかしバイクを下りて街中を歩く時はではダメなのである。オッサンになってしまうのだ。わたすはトシはそれなりにいってしまったが決してオッサンでは無い。
 革業者も大変だろう。素材がかなり安くなっている。衣類はダメで需要があるのは靴やカバンぐらいだろうと思われる。もっとも革素材専門店の場合であるが・・。私はバイクに乗るので自分の体型にフィットさせる物を作るため革素材屋とは結構つき合いが長い。