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ザ・タイガース

 中学生の頃だ。歌謡曲は当時の若者にはもう、ついて行けなかった。その後、加山雄三が出てきた。しかし、この歌にも当時の若者には違和感が感じられた ── と言うか、時子さんの歌詞について行けなかったのだ。「君といつまでも 」とか「お嫁においで 」とか現実と違い過ぎ、マジに駄目だった。曲は好きだったが・・・。
 その後グループサウンドの時代に入った。タイガースやブルー・コメッツやワイルド・ワンズなどが出て、暫く続いたが、いつの間にかいなくなった。これも「現実では無い」と気づいた若者の心にヒットしなくなったのだ。熱い時代だったのは間違い無いが・・。
 その後、フォークソングの時代に入る。学生運動が終焉し、しらけ時代となり、ニュー・ミュージックになる。ユーミンなどが出てきた時代だ。
 わたすは18の頃からジャズ喫茶に入り浸りになっていたから、ニュー・ミュージックには縁が無かった。だから今、80年代のニュー・ミュージックを聞くと新鮮に聞こえてしまう。
 今、心を揺さぶられるほどの歌は現在進行形では まず無い。AKB48も、EXILE もテレビでやっていると即、消してしまう。わたすには雑音でしかない。タイガースも消えたのだからSMAPも間違い無く消えるが、しぶとく残っている。
SMAPなんどはプロデュースも、もう限界だと思えるし、個々のパーソナルも飽きて面白くない。一体何が良いのだろう? ユニットの音楽も騒音でしかない。