好みは変わってくる。肉食から魚食に変化したりする。子供の頃、ほうれん草など大嫌いだったのに今は平気だ。
パセリなど、なぜシチューにあしらうのだ「不味くなるだろうが」と思っていたが最近は平気になった。味覚が衰えると言うより舌が変化してくるのだと思う。
子どもの頃の舌は苦い辛いは敏感に反応するがそれが毒ではないと体が学習すると慣れてくるのだろう。ほうれん草の苦味、エグ味が大人は毒と感じなくなって食べられるようになるのだろう。学術的に違うのかも知れないが。
ほうれん草の白あえが好物になったのは大人になってからだが作るのが大変だ。レシピ通りにやれば誰でも美味しく出来るが30分以上掛かるのだ。おまけにメインディッシュにはならない。スーパーに出来上りが売っていれば買うのだが近くのスーパーには無い。あの手間ひまは半端じゃないと思う。
しかしエグ味が躰が要求しているのも間違い無い。エグ味や苦味など、今は毒消しだと躰が感じるようになっている。
ほうれん草だけではなくフキノトウも食べたいと思うのはジジイになった証拠かもしれない。